会社員かフリーランスか vol.3【独立のデメリットを解消する具体的な方法と私の例】

或るデータアナリストの戦い

こんにちは。或るデータアナリストです。

「サラリーマンは色々しんどい。独立したい。」
「しかし独立にはメリットデメリットもあるし、どうしたら良いか分からない。」

という人の参考になるかなと思い、メリットとデメリットをまとめました。

「メリットとデメリットが分かったから何?僕はあなたと違うのですよ」

という人のために、デメリットを解消する具体的な方法もまとめました!

早速結論です。

  • 独立はメリットが多く、デメリットが少ない、特にメリットが大きすぎる
  • デメリットは事前に解消できるものが多いため、解消してから独立する
    • うまくいかなくて時間と貯金を失う
      • 失っても大丈夫な貯金をする、節約をする
      • 「時間の無駄」ではなく「時間の投資」となる行動をする
      • 独立しなくても時間は失う(使う)ため、どちらが良いか比較する
    • 再就職がうまくいかない
      • うまくいくかどうか事前に確認しておく
      • 「独立してどうすればうまくいくか」ということを知っておく
  • もしメリットとデメリットの比較ができない!という人は、「自分が何を大事にしたいか」を整理する
    • 大事にしたいものに従った時に、メリットの方が大きい + デメリットはできるだけ解消できる となれば迷わず独立に向けて動きましょう
  • とはいえ、メリットとデメリットを比較した時にデメリットの方が大きいのであれば、無理に独立しない

では、誰でも使える考え方や、私の実例を踏まえてより詳しく書いていきます。

独立のメリットとその大きさ

まずは定義からですね。

独立のメリットとデメリットはどういうものがあるのでしょうか。

独立のメリット

  • 働く時間・場所に捉われない
    • 捉われるような案件は受けなければ良いですからね
  • 労働条件の交渉がしやすい
    • 会社員でもできなくはないと思いますが、制約は多いと思います。
  • 一緒に働く相手を自由に選べる
    • これは会社員ではできません。社長になるしかないです。
    • 余談ですが「人事に言えば変えられる!」「自分で採用すれば良い!」とか思って自分もスタートアップに入りました。でも最初の社員ではない以上、「自分が意思決定をしていない人」は必ず存在します。個人的には1人でもそういう人がいたら絶対に我慢が生まれます。なので、自由に選べることはないだろうなと思っています。
  • 収入をバグらせることができる可能性がある
    • これも会社員ではできません。
    • 内閣総理大臣の年収が4000万ですよね。
    • 私は国土交通省に出向していた時期がありましたが、上層部は政治忖度もあれど、めちゃくちゃ頭が良い人や仕事ができる人で溢れていました。そういう人達が集まって競争して、それで上に上がって上がって、ある種その頂点の年収とも言えるかなと。
    • 外資系だともっと稼げると思いますが、そういう人は今これを読んでいないですよね笑
    • Forbesによる日本長者番付2020の1位はファーストリテイリングの柳井さんで資産額は2兆3870億円
      • つまり事業家ですね。
      • これは流石にバグらせる、と言える感じですよね。
      • ここまでいかないにしても、個人ブロガーでも年収が4000蔓延の人はいると思います。これは”普通の”会社員だとできないですよね。
  • うまくいかずにどこかに再就職するとしても独立の経験は無駄にはならない
    • これも、独立と銘打ってただただニート活動をしていたらダメですが、基本は「どうにかビジネスを回すんだ!」と思って挑戦することになると思います。
    • その経験はどこかで必ず生きますよね。収支の計算や税金などの勉強による経理への道や、そもそも「何が何でも数字を作る」というポータブルスキルはある程度どんな会社でも通用すると思います。
    • これも余談ですが、スタートアップで採用にも関わっていた身からすると、「その表彰の定義は何?」といった聞いたこともない会社での謎の表彰なんかより、「個人で1年事業回して成功も失敗も色々経験しました」という人の方が確実に価値が高いと思います。(そういう経験に価値を感じない人とはどのみち働かない方が良いとも思います)

独立のメリットの大きさ

気づいちゃいました?流石に気づいちゃいますよね。

独立のメリットの大きさに。

  • 人間の幸福度に大きく影響する「人間関係
  • 資本主義社会で(社会主義の国にお住まいの方にはすみません)生きる上で重要になる「お金

という、2つの側面で圧倒的なメリットがあるのです。

これは、やるしかないですよね。

ここでは一旦、メリットが大きすぎるということを認識しておきましょう。

独立のデメリットとその対処法を踏まえた大きさ

独立のデメリットとその対処法

  •  うまくいかなくて時間と貯金を失う
    • 独立して軌道に乗せようと思って挑戦した経験は糧になるので「投資」と言える。すなわちデメリットではないと言える。
    • (仮に半年で貯金が尽きた場合)会社員で半年間で得られるものってありますか?それと比較しても「デメリット」となりますか?自分に問いかけてみるのが良いと思います。
    • 「大損だった」となりますか?大損となるくらい本当に今の会社にいることが貴重であれば独立しない方が良いかもしれないですね。
      • 本当であれば問題ないです。独立の得体の知れない恐怖からの逃げでなければ。
      • 得体の知れない恐怖は、この記事を読んで解消しましょう!
  • 再就職しようとしても前より悪い条件の職場にしかいけない
    • こうならないように、独立前からエージェントと会うなどして自分の市場価値や「自分が1年間独立して失敗した後にどういうところに就職できるか」を調べておきましょう
    • もし独立して失敗したら今より確実に悪い状態になると思えるほど今の職場が自分にとって過剰な価値があると本当に思えるのであれば、独立しない方が良いかもしれないですね。
    • 一方で、今の職場にいてもお先真っ暗、ということであれば、より良い状態を作るためにリスクを背負って挑戦するのは十分ありだと思います。
  • (ちょっと別視点ですが)独立に対して賛同を得られない場合
    • 私は私の人間性や、周りの人に恵まれたこともあってか、賛同を得られています。
    • しかし、自分自身で徹底的に自信を持って賛同することが何よりも大事だと考えています。
    • そのため…
    • 事業計画書を作りました(誰に見せるつもり?
      • ちなみにですが、3年計画で、予算計画や3年後KGI、そのための初年度KGIやKPIも盛り込んでいます。
      • もちろんこれは1円も生み出しません。ただ、「自分はこういう行動をやることでこういう成果を出したいのだ」というのを誰よりも自分が強く思えることにものすごく価値があると考えているため、これを作るのに費やした時間は無駄ではなかったと思っています。

独立のデメリットの大きさ

独立のデメリットには、明確な対処法があります。

そのため、対処すれば良いのです。対処することでデメリットはかなり小さくなると考えられます。

もし対処できないのであれば簡単で、独立しなければ良いのです。そういう人は自分の会社員としての環境がとても優れている可能性があります。無理して独立する必要はありません。

独立のメリット・デメリットは分かるが、決められない人へ

今日は奮発してこういう内容もお伝えします。

もし、「自分は会社員としての環境が悪くはないと思うがこれで良いのか悩む」という人は、自分が人生において何を大事にしたいかということを考えましょう。

恋愛と一緒で、

  • 見た目はタイプじゃない
  • 中身は合う
  • でも倦怠期、別れるか迷う

とかあるじゃないですか。(ない人は、こういう友人等を思い浮かべてみてください)
こういうのは結局自分はどういう人を求めているかがハッキリしないから起こることなのですよね。

「結婚するなら中身が合う人!というのも自分は人生をこうしたくて、そのためにはそういう人である必要性が大きい。見た目も気にはなるが、見た目の重要性は自分にとっては小さい。」

太字にしたのですが、ここなのですよね。結局。

独立か否か、誰と付き合うかどうか、というのにメリットしかないなんてことは起こり得ません。

ただ、メリットとデメリットの絶対値で決めているのですよね。

しかも独立については、デメリットを解消できる方法あるのです。

独立すべきか否か判断つかない、という場合は、結局自分がどういうことを求めているかをハッキリさせてみましょう

余談ですが、私が人生で大事にしたいことは2つです。事業計画書の冒頭にも書いています。

  • 自分が好きな人たちを幸せにすること
  • 自分が自分の人生に納得感を持てるように成長すること

これです。

自分が好きじゃない人のこととかどうでもいいですが、自分が好きな人は寵愛したいのですよね。

とか、そういうのって人それぞれじゃないですか。

僕は考え抜いて、この2つだなと思いました。

その結果、「こういう価値観を持っている人には独立はメリットしかないじゃないか」と思うようになりました。

そして、デメリットを解決すべく、生活費も固定費の見直しをするとか、コンサルで独立後すぐに案件が存在する状態にしておくなどに取り組みました。

そして、独立をしました。

もし参考になれば幸いです。

まとめ

冒頭の再掲にもなりますが、まとめるとこんな感じです。

  • 独立はメリットが多く、デメリットが少ない、特にメリットが大きすぎる
  • デメリットは事前に解消できるものが多いため、解消してから独立する
    • うまくいかなくて時間と貯金を失う
      • 失っても大丈夫な貯金をする、節約をする
      • 「時間の無駄」ではなく「時間の投資」となる行動をする
      • 独立しなくても時間は失う(使う)ため、どちらが良いか比較する
    • 再就職がうまくいかない
      • うまくいくかどうか事前に確認しておく
      • 「独立してどうすればうまくいくか」ということを知っておく
  • もしメリットとデメリットの比較ができない!という人は、「自分が何を大事にしたいか」を整理する
    • 大事にしたいものに従った時に、メリットの方が大きい + デメリットはできるだけ解消できる となれば迷わず独立に向けて動きましょう
  • とはいえ、メリットとデメリットを比較した時にデメリットの方が大きいのであれば、無理に独立しない

と書いたのですが、かなり多くの人にとってメリットが多い選択だと思っています。

ぜひ、一緒に独立という挑戦をやって、一緒に人生をより良いものにしていきましょう!

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