【人生は目的設定で決まる】幸せになりたいなら人生の目的を設定すべき【具体例あり】

考え方・生き方

あなたは幸せですか?

「幸せですか?」と聞かれて首を縦に振ることはできますか?

「今自分がやっていることは正しいですか?」と聞かれて首を縦に振ることはできますか?

もし、スッと首を縦に触れなかった人は、せめてこの記事を閉じる前にこちらの図解を読んでもらえればと思います。

こちらは、所謂「7つの習慣」の中にある2つ目の習慣、「終わりを思い描くことから始める」について、僕が自分の活動に落とし込んだ思考法を整理したものです。
なので、よく見る”図解”とはちょっと違うかもしれません。

結論から言うと、「幸せに生きているかどうかは、人生の”目的”を設定し、日々の行動がその”目的”に向かって行えているかどうかで決まる」という感じです。

ここでいう”ミッション”=”目的”、”ステートメント”=”行動のための指針”と捉えてもらえればと思います。

では、早速詳しく説明していきます。

人生において幸せな状態とは何か?

人生における幸な状態の定義

まずは定義していこうと思います。

”幸せ”という言葉はよく耳にすると思いますが、これは一体何なのか。

例えば、

5000兆円あれば幸せだ

といった「お金」の話であったり、

金髪美女と付き合えたら幸せだ

といった「恋愛」の話であったり、そういったものを思い浮かべる人が多いかもしれません。

では、ここでひとつイメージしてもらいたい状態があります。

自分にとっての幸せな状態を考える具体的な方法

それは、「あと3ヶ月しか生きられない、と想像したら自分は何をしたいか、どうなりたいかを考える」ということです。


 

もし、あと3ヶ月しか生きられないとした時に、

よーし、今日も明日も満員電車に揺られてストレスを抱えながら仕事をするぞー!

とか、思う人いますかね?

やっぱり5000兆円欲しいな

という人も、やはりいないのではないかなと思います。

というのも、例えば「お金を得る」ことは「お金を持って何かをするための手段」になるのですよね。
もちろん、「5000兆円持っていて、親子何代も安泰な状態を目指す」のであればお金を得ることが目的にはなり得るのですが、そんなことありますかね…?

金髪美女のくだりも、「付き合うこと」ではなくて「とても魅力的な人に惹かれるような素敵な個人になる」ことが目的なのかなと思います。そのひとつとして「金髪美女と付き合う」ことがあるのかなと。
もちろん「マンガみたいにとても魅力的な人がたまたま自分のことを好きで、付き合う」ことが目的という人もいるのかもしれません。

ただ、「あと3ヶ月しか生きられないとしたら」と、本気で考えてみたら、答えは変わるのではないかなと思っています。

自分にとっての幸せな状態とは何か 私の具体例

私も、お金も欲しい、地位や名声もあればあるに越したことはないよね?、金髪美女と付き合いたい、とかは思います。地毛が金髪はちょっと憧れますよね。うん。

ただ、死ぬ時にはどれもそんなに重要じゃないな、と思いました。

そして、私が思ったことは以下の2つです。

  • 自分が好きな人たちを幸せにすること
  • 自分が自分の人生に納得感を持てるように成長すること

これ、私としてはめちゃくちゃ納得感がありました。

仮に金髪美女と付き合っても、その人が幸せでないなら価値を感じない。
また、その人が幸せで僕に愛を持っていて、僕自身が納得いっていなかったら価値を感じない。
(なんで金髪美女で例えんねん、というのは置いておいて、、)

例えばお金とか、貯金とかを見た時に、幸福度は変動するなとは感じるのですよね。
でも、結局「お金があるから/ないから何なのか」ということの方が僕にとっては重要なのですよね。
それを判断するのは結局「自分」ということなので、結局「自分」が成長するしかない、と。

そういう感じで僕はこの2つの人生の目的(「7つの習慣」でいうところのミッション)には納得感があります。

という訳で、もし皆さんも「幸せになりたい」と思ったら、「自分の人生がどういう状態だと幸せと言えるのか」というのを「あと3ヶ月しか生きられないとしたら自分がどうなりたいか、何をしたいか」という観点で考えてみてはいかがでしょうか。

そうすると、あなたの「人生の目的」というものが見えてくると思います。

人生において目的設定が重要な理由 ”判断理由”が持てるようになること

長々と人生の目的設定について書きました。

ここまでがメインとも言えるのですが、ここで「なぜ」目的設定が重要かについても整理しておきたいと思います。

それはズバリ、判断理由が持てるようになる、ということです。

例えば、以下の2社から内定をもらっているとします。

  • ベンチャーで、待遇は悪いが成長できそう
  • 大手で、待遇は良いがあまり成長はできなさそう

恋愛で言えば、こういうのでも良いでしょう。

  • 三高(死語!?)だけど、中身がちょっと合わない彼氏
  • 中身はとても合うけど、見た目は好みでない、仕事も不安定な彼氏

こういった時にどちらを選ぶか、ということです。

今挙げた例は、「どちらもメリット/デメリットがある」もののつもりです。こういったものが目の前に現れた時にどう判断するべきだと思いますか?

答えは、「人生の目的に沿って正しい選択肢を選ぶ」ということです。

例えば、人生の目的を踏まえた時に「自分は将来的に自分の力で仕事ができる人間になりたい、そのためには待遇が良くなくても色々なことにチャレンジできる環境に挑戦すべきだ」と考えられれば、迷うことはないですよね。

同じく、人生の目的を踏まえた時に「イケメン高収入だけど心が通じ合っておらず、自分がしたいチャレンジを阻むことになる可能性がある人よりも、自分の意志を尊重してくれて恋愛以外の面でも色々挑戦して自分の人生を充実させたい」と考えられれば、同様に迷うことはないですよね。

逆も然りです。

で、今回「究極の二択」のような感じでここに出したのですが、実際にはほとんど多くの判断でこういったことが生じると思います。

  • そこそこのお金を払ってジムや習い事に通うか
  • 残業するか、残業せずに副業にチャレンジするか、資格試験の勉強に時間を使うか
  • 日々の食事をスピード、味、金額、健康、どこにメリットがあるものを選ぶか
  • 朝ジョギングをするか、30分でも長く寝るか 等

こういった色々な場面で、人間は何か取捨選択をしています。

その時に人生の目的設定ができていると、「そこから最善の行動は何か」という視点で判断ができます。なので、判断を間違うことも減り、目的達成に近づく判断ができるようになる、ということになります。

そういった、目的を達成するための判断基準ができることが目的を設定する重要な理由になります。

そして、この判断基準が、”ステートメント”(=行動指針)と言えるものになります。

幸せになるためのステートメントの設定とロール

実際に行動に移せるように”ロール別”の”ステートメント”を作る

分かった、人生の目的(ミッション)を設定するよ、設定すれば良いんだろ?

そうなのですが、その人生の目的(ミッション)を達成するための行動をとっていかないといけません。

そのためには「ステートメント」という「行動指針」を、自分の「ロール別」に設定することが重要となります。

日本語でおk

というとこですが、ここからは具体例があった方が分かりやすいと考えています。そのため「7つの習慣」にある例をもとに説明していきます。

7つの習慣にある「ミッション・ステートメント・ロール」の例

これは、ある経営者の例、とのことです。

要は、以下のような感じです。

  • 行動する方針・判断基準の大枠はあれど、役割ごとに優先する考え方は変わる
    • 分かりやすいところで言えば、「会社員としての顔」「父親/母親としての顔」は違うよね?ということ
  • そのロール別に、自分にとって優先すべき判断基準を設定することで、日々の行動の判断を間違わないようにする
    • その判断基準によって行動をしていけば、人生の目的を達成できる」という状態にする

日々色々な判断をして、行動をしていった結果、自分の人生の目的が達成できるようになっていたら最高ですよね?

そして、

そんなの当たり前じゃん

と思っている人もいるかもしれません。が、そういった人は、無意識にこういった判断ができるように無意識でミッションやステートメントを決めている、という状態なのだと思います。

そうしないと、人生という道はあまりに長いため、道に迷ってしまうことになると思います。

冒頭で、「「今自分がやっていることは正しいですか?」と聞かれて首を縦に振ることはできますか?」と投げかけたと思います。

例えば学生の方であれば部活や受験勉強、社会人であれば日々の仕事や余暇の過ごし方など、色々な時間の使い方があると思います。

そういった中で何かに使った時間が、ちゃんと自分が思っている見返りがあるものになっていますか?
「会社に言われてあんなに残業したのに結局良いことは何もなかった」とか、そういった感情を持ったりはしていないですか?

もし、上記のような感情を少しでも持つ人は、一度「ミッション」「ステートメント」「ロール別のステートメント」などを整理して、「本当に自分はこういうことに時間を使っていて良いのだろうか」と考え直してみてはいかがでしょうか。

最後に 私の例

私のミッション・ステートメント・ロール別のステートメント

参考になればと思い、私が作ったものを整理しました。

で、これを作ることで何が起きたかというところもお伝えできればと思います。

自信を持って「独立する」判断ができるようになった

私は、基本的には人が嫌いです。笑

ただ、好きな人もいます。また単に孤独が好きな訳でもないです。(死ぬ時に誰もこない、とかは嫌だなぁと)

でも、死ぬ時に「自分が本当は嫌いだけど色々あって関係を維持していただけの人が来る」のは絶対に嫌だなと思いました。笑

この辺を色々考えていくと、「自分は自分が好きな人に対しては尽くしたいと思うし、好きじゃない人には好かれたくもないのだな」という整理ができるようになりました。

そうするとどうなるか、会社員を辞めるという決断に自信が持てたのです。

「会社を」ではないです。「会社員」を、です。

会社という組織に入る以上は、自分が好きじゃない人とも関わりを持たざるを得ないですよね?なので、どんな良い会社に入っても「なんでこんな人と関わらないといけないのか」という考え方から抜け出すことはできない、と強く思うようになりました。

その結果、自分の人生の目的を達成するための働き方は、「会社員を辞める」ことしかないなと思いました。

そうと決まれば、会社員の経験は不要ですよね?1秒でも会社員をしている時間が無駄になります。その分フリーランスとしての生きる時間を増やした方が、絶対に自分の人生の目的達成に近づきますからね。

正直なところ、「まったり会社員をして、独立するタイミングは先延ばしにしても良いのか?」などと考えていた時もありました。この時はいわば、「自分の人生のミッション」が明確になっていなかったのです。いわば、「ベンチャーに行くか大企業に行くか決めかねる」であったり、「今付き合っている人と結婚すべきか決めかねる」であったり、という状態とほぼ同じだった訳です。

ただ、私は人生のミッション・ステートメント・ロールを決めました。

その結果、「まったり会社員をする1秒が、ミッション・ステートメント・ロールのどれにも合わない」ということが明確になりました。

この「明確になる」という部分が重要だと思いました。

その結果、「直近でまったり会社員をした方が若干金銭的に得になるかもしれない」とか、そういったミッション達成にほぼ影響を及ぼさない要素を排除して決断をすることができるようになりました。

なので、今は気分良く独立して活動しています。

今の状態に「なんとなく、変わる」ことはできたと思います。が、自信を持って、確信をもって判断し、行動できたのはこの「人生の目的(ミッション)設定」に依るものだった、と明確に思っています。

 

まだこういった「人生の目的(ミッション)設定」ができていない人は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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