【期限・必要書類付き】会社員を辞めた後にやる手続き① 国民年金・国民健康保険

手続き諸々

「会社員を辞めた後にやる手続き」と聞くと億劫になりますよね…

今回は会社員を辞める際に必要になる手続きのうち、「国民年金」「国民健康保険」の手続きについて、期限・スケジュール、必要書類をセットに解説していきたいと思います。また、マイナンバーカードが必要かどうか、なければどうするかなども整理していきます。そして気付いたら期限が過ぎていた!ということがないように期限付きでまとめています!

かくいう私もフリーランス1年目で、この辺りの手続きで不安だったり非効率だったりということがあったので、同じ体験をしてほしくないという思いでこちらを整理しました。

ちなみに、ブログ界隈で有名なマナブさんは以下のツイートをされていました。今回は、この上2つについて具体的に解説していきたいと思います。

会社員を辞めた時に、「国民年金・国民健康保険」についてやることまとめ

「国民年金・国民健康保険」について必要な作業やスケジュールを1枚の図でまとめると、このようになります。

前提としてマイナンバーカードがあると便利です。が、なくても手続きはできます。

マイナンバーカード以外の対応

マイナンバーカードの有無に関わらず、

  • 年金手帳・印鑑(国民年金で利用)、口座のキャッシュカード(国民健康保険の引き落としで利用)というのが必要
    • 国民年金については口座引き落としの他に、納付書を使った振り込み、クレジットカード引き落としも可能です。
  • 厚生年金や健康保険を辞めた証明書が必要
    • 退職証明書・離職票でも対応可能
    • 扶養家族がいる場合は、国民健康保険については「資格喪失証明証」が必要になります。

(扶養家族がいる場合は少し面倒)「資格喪失証明証」の取得方法

これは被保険者ではないことを証明するものになります。「会社員から退職する」となると離職票や退職証明書で代用可能なのかなと。

  • 所属していた会社に依頼すれば作成してくれる場合もある
  • 基本的には自分で管轄の年金事務所へ行き作成するもの
  • 年金事務所において、以下の書類を持参して取得可能
    • 運転免許証などの身分証明書・印鑑・年金手帳・マイナンバーが記載された住民票

マイナンバーカード関係の対応

こちらについては、基本的には「マイナンバーカード」or「マイナンバーが記載された住民票」で代用できます。

「マイナンバーカードが記載された住民票」は通常の「住民票の写し」を取得するのと同じ方法でできます。市区町村役場や、各地域センター等でも取得できます。

会社員を辞めた時に、「国民年金・国民健康保険」についてやること詳細

国民年金・国民健康保険への切り替えについて、それぞれ以下の通りです。

国民年金への切り替え

  • スケジュール
    • 在籍中に退職日が証明できる書類(離職票、健康保険喪失証明書、退職証明書など)をもらう
    • 退職日から14日以内に市区町村役場の国民年金窓口で手続きを行う
  • 必要書類
    • 在籍中に受け取りが必要なもの
      • 会社から退職日が証明できる書類をもらう
      • 退職日を証明できる書類は、離職票、健康保険喪失証明書、退職証明書などがある
    • 在籍期間にかかわらないもの
      • 年金手帳、印鑑(認印でも可)、身分証明書
        • 年金手帳は会社に預けている可能性もある

より詳しく確認したい方はこちら、特に年金手帳について確認したい人はこちら

国民健康保険への切り替え

ここに綺麗にまとまっていました。

  • スケジュール
    • 在籍中に健康保険をやめた証明できる書類(資格喪失証明書、扶養削除証明書など)をもらう
      • 扶養家族がいない方は、退職証明書や離職票などでも届出可能
      • 注釈2:雇用保険被保険者証では手続きできない
    • 手続き前に以下の書類を揃える
      • 世帯主と加入される方全員分のマイナンバー(個人番号)が確認できるもの(マイナンバーカード、通知カードなど)
      • 世帯主等届出者(来所される方)の本人確認ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
        • マイナンバーカードを提示された場合は、マイナンバー(個人番号)確認と本人確認が同時にできます。
      • 保険料口座振替用のキャッシュカード※(または通帳と金融機関の届出印)
    • 退職日から14日以内に市区町村役場の窓口で手続きを行う
  • 必要書類
    • 在籍中に受け取りが必要なもの
      • 退職証明書や離職票
    • 在籍期間にかかわらないもの
      • 年金事務所において、以下の書類を持参して取得可能
        • 運転免許証などの身分証明書・印鑑・年金手帳・マイナンバーが記載された住民票
          • 詳しくはこちらを参照しました。
      • 世帯主と加入される方全員分のマイナンバー(個人番号)が確認できるもの(マイナンバーカード、通知カードなど)
      • 世帯主等届出者(来所される方)の本人確認ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
      • 保険料口座振替用のキャッシュカード※(または通帳と金融機関の届出印)

終わりに

今回は、退職後に対応が必要になる「国民年金」「国民健康保険」への切り替えについて、両方のタスクをまとめてスケジュールと必要書類を整理しました!

必要になる書類の被りもあるため、まとめて対応することがオススメです。

独立されてやることは山積みだと思います。そういった時間を捻出するためにも、このような事務手続きの時間を最適化することに繋がれば幸いです。

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